外為FXって何?

 

FXって何?結構前からこの名前聞きますが、何なのかいまいちよく分からない。。
そんな人に一から解説していきます。

1.(外為)FXって何?

FXとはまず何の略でしょう?改めて僕も知らんかったので調べてみましたw
Foreign eXchangeの略なんだそうです。FXの取引対象となるのは外国通貨の為、そこからついた造語なんだそうです。

一般的に、FXは外国為替証拠金取引と呼ばれ、この取引方式は仮想通貨でも取り入れられてます。仮想通貨については以下をご参照下さい。

仮想通貨は文字通り仮想通貨を取引対象とする(そのまんまです、すみません。)のに対し、FXは各国通貨を題材とするので、とっつきやすいかと思います。

『なんかよく分からんもんに投資なんか出来ひんわ!!』 

という方は、仮想通貨よりこっちの方が向いているかもしれません。

2.取引の仕組み

FXは『証拠金取引』という方式が採用されています。

現物の米ドルを100ドル買います。今米ドルは105円です。
100ドル×105円=10,500円を払う事になります。100ドル紙幣が手に入ります。

一方FXでは同じ量の通貨を買うと言っても

『僕は今米ドルを105円で買うで!!』

といわば宣言するだけです。ポジションをとるなんて表現します。宣言するだけなんで、当然お金は要りません。ただし、宣言するのに証拠金を予め積んでおかないといけません。なので証拠金取引

宣言するだけなんで当然売るで!と宣言する事も可能です。

その後宣言したからにはその宣言に責任を持たなければいけません。いつまで?宣言をやめるまでです。ポジションの解消と言います。その宣言後の値上がり、値下がりについて宣言をやめるまで責任を持つお話になります。

106円に値上がり⇒ 1円✖100ドル=100円の儲け
104円に値下がり⇒△1円✖100ドル=100円の損失

つまり、FXとは為替差益を狙う金融取引なんです。ニュースで円安が~とか円高で輸出企業が~とかよく耳にしますよね?あれで直接自分のお小遣いを稼いでしまおうというのがFXの仕組みです。

今分かりやすいように100ドルとしましたが、各社サイトを見るに10,000ドル(10,000通貨単位)を1lotといって、一取引の基本単位としている取引会社が多いです、中にはlionFXのように取り扱い1,000通貨単位とする会社もありますが、取引単位はこちらの会社でも1lot=10,000通貨単位を基準とし0.1lotとしている事から10,000通貨単位を基本というのは共通のようですね。

 

先ほどの例に当てはめると

106円に値上がり⇒ 1円✖10,000ドル=10,000円の儲け
104円に値下がり⇒△1円✖10,000ドル=10,000円の損失

こうやってみると怖いと感じるでしょうか、チャンスと感じるでしょうか。僕は怖いと感じましたw

実際に動くお金は1lotで1円の変動につき10,000円ですが、実際に取引しているのは10,000ドル=1,050,000円の取引を元にしているのに、元手とするのは証拠金のみ。一例ですが、1,050,000円の4%が必要証拠金とすれば

1,050,000円✖4%=42,000円

つまり、最低42,000円の証拠金があれば1,050,000円の外貨取引が出来てしまうという事なんです。
※実際には相場が自分のポジション取りと反対に動いた瞬間にロスカットされてしまうので、常にようけ目に資金を投入しておく必要がありますが、少なくとも1,050,000円を最初に用意する必要はありません。

 個人的な感想にすぎませんが、失敗する人の例として極端な話、42,000円の取引しかしていないと勘違いする事に原因があると考えます。

『俺は1,050,000円の取引をしとるんじゃああ!!』

これを常に頭に置きながらトレードをすれば怖くない(いや、怖いですけどw)です、身の丈にあった取引が出来るからです。

FXのとっつきやすさとして、外国為替という一般に流通しているものを取り扱っている点にあります。為替なので簡単に変動を把握できます、ニュースでもインターネットでも。また、過去の変動履歴も簡単に調べる事が出来ます。

その為、自分のポジションからの変動幅が過去、どの程度あり得たのかを把握することが出来、それによって自分のポジションが割高なのか割安なのか、その変動幅がどこまで拡がる可能性を孕んでいるのか、ある程度把握しながら取引が出来ます。

勿論絶対ではないですが過去の長~い変動履歴を確認できること、一般に流通している通貨である事が、仮想通貨と違う点でその点で仮想通貨の方がハイリスク・ハイリターンであると言えるでしょう。

なお注意点としてポジションは解消するまで損益が確定しません。税金計算上でもそうですが、105円⇒110円⇒103円と変動したとして、ずっと宣言したままやと

△2円×10,000ドル=20,000円となってしまうので、損益はしっかりと確定していくことも重要です。

  3.FXの注文あれこれ

ここで、基本的な注文の仕方を紹介。便宜上ややこしいので注文は全て買いを前提に書いていきます、売りから始める場合、逆やと考えて下さい。

(1)成 行

なんぼでもいいから買う。多少のブレはかまへんし、とりあえず買ってしまおうという話です。

(2)指 値

〇〇円で買うまたは持っているポジションを〇〇円で売ると予め設定しておく事を言います。『ここまで下がったら買おう』『ここまで利益が確保出来たら売ろう』こんな感じで考えて設定するイメージです。当然自分の設定した金額より下がらないと買えないし、上がらないと売れないので、注文が成立しない場合もあります。

(3)逆指値

指値の逆で『ここまで下がったら売ろう』『ここまで上がったら買おう』注文の方向を指値の逆方向へポジションをとる方法です。想定外にリスクがかさんだ時に損切をしてリスクを軽減したり、このラインを越えたらもっと伸びるだろうと考えて注文したりという戦略です。

損を確定するのは辛いですが、放っておくと取り返しのつかない事にもなってしまいかねないので、必ず許容できる範囲で損切りが出来る逆指値という注文方式は覚えておいて損はないです。

ここまでは株とかの金融商品全般と共通するのでわかりやすいと思います。ここからが、FX特有の注文方式。

(4)OCO注文

主にポジション解消時に使用する注文方式です。買いを入れたポジションを『ここまで上がったら売ろう』と、『ここまで下がったら売ろう』を同時に注文を出しておき、片方が成立したら、同時にもう片方の注文を取り消してします注文方式を言います。

利益は確定しないと実益にはなりませんし、損は許容範囲で確定しないと抱え込み過ぎてしまう恐れがあるので、その二つを一度に・同時に設定することが出来る便利機能と言えます。

(5)IFD注文

指値注文で一般に利益を得るまでの流れは以下の通り。

10,000通貨での取引を前提

・105.00円で指値買い注文
      ↓
・105.20円で指値売り注文

すると、0.2円✖10,000通貨=2,000円の儲けです。

この2注文を買い注文を入れる時点でいっぺんに設定してまおうというのが、IFD注文です。

自動注文はうまく使えば寝てる間にも仕事している間にも気が付けば儲かってる、なんていう夢のシステム構築も可能です。

4.FXで知っておくべき用語

(1)通貨ペア

FXは日本で始めるものの、どの通貨でどの通貨を買うor売るかを選択する事が出来ます。
この時の通貨の組み合わせを通貨ペアと言います。

一番わかりやすいのは一方に日本円を選択した場合ですね、米ドル/日本円。これなら空港で両替するのと感覚は一緒なので、分かりやすいはず。

上で書いた通り証拠金を積んで宣言をするだけなので例えば米ドルでユーロを買います!なんて宣言も可能です。

なお、取り扱い通貨は各社様々ですが、米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル。ここら辺は変動を把握しやすいので取り組みやすいです。

(2)スワップ金利

端的にいえば各通貨の金利差の調整です。

預金の金利ってもはやないに等しいですよねwマイナス金利政策という名の通り預金してたらお金が減る・・・って話にはならないですが、国の設定金利がマイナスな以上定期預金金利が流石にマイナスになる事はない(と思いますw)が、利息を付けてくれるかといえば、絶望的な数字なのが現状です。

この金利、各国でそれぞれに決めていてこの政策金利の変動は物凄く相場に影響を与えたりもするんですが、FXではこの金利の差を調整する制度があります。これがスワップ金利です。

例えば買いスワップ米ドル/日本円で0.6円/10,000通貨の金利スワップとした場合

0.6円✖10,000通貨=0.6円/日

つまり、10,000通貨の買い宣言をしている事で、為替変動で損をしようが得をしようが一日0.6円ずつ儲けることが出来るという事です。

逆に売り宣言をした場合、為替差で儲けていても損していてもスワップ金利の差損を被る事になります。

(3)強制ロスカット

 損失がかさみ過ぎた場合、強制的にポジション解消と清算してなかった損失(含み損といいます。)の清算をされる事を言います。

証拠金は担保であると同時に自分の余力を取扱会社に示す指標の役割を担っています。証拠金維持率と言いますが、必要証拠金=証拠金維持率の最低率と言い換える事も出来ます。要するに、この最低限維持してほしい証拠金を割ってしまうと、損がかさみ過ぎる前に

『もうあんた終わりやで~』

と強制退場させられてしまうという訳です。FXをする上で最も避けなければいけない事態と言えるでしょう。僕はヘタレなので、この証拠金維持率を大分高く保つことで(些末な資金でしているので、全然大きく張れないのですがw)この事態を全力で避けるよう努めています。

もう一つがポジションの解消をちゃんと行えることです。ギャンブルに『全つっぱ』なんて言い方もあります(パチンコとかで出るまで回すという意味です。)が、損は損としてちゃんと見切りをつける事で致命的な事態に陥る前に切り捨てるというのを意識しておく事でも回避は可能です。

(4)レバレッジ

てこの原理を表すそうで、経済活動上は他人資本を使って自己資本が少なくても大きい資本活動が出来ることを指します。レバレッジの最大値はFX各社毎に設定されています。

例えば、最大レバレッジ25倍の会社なら1,050,000円の取引に必要な証拠金は
1,050,000円/25=42,000円となります。

当然レバレッジ最大値での取引になる為、少しでもポジションと反対に相場が動けばすぐにロスカットされてしまいます。逆にこの倍率を低く保っているほど実際の取引金額に近い額を用意しての取引を行っていると言えます。

1,050,000円の取引に証拠金を1,050,000円積んで挑んでいれば
1,050,000円/1,050,000円=1.00倍
当たり前ですが、現物を購入しているのと同じなので、非常に安心なポジショニングと言えますw

レバレッジを生かしてリスクをリターンに変えつつ、背負っているリスクを常に把握しておく、その為に最も意識すべき指標と言えます。

(4)スリップ

日本語の方がわかりやすいと思います、(注文の金額が)滑る事を言います。
FXは為替なんで当然常に動いています、その動きは早くぱっぱっぱっぱ・・・・
もう目で追ってたらとてもじゃないですが狙った金額で注文なんかできませんw

特に雇用統計ほか重要指標などの発表前後はものっすごく相場が動く時があり、指値注文をしていても実際に成立する金額がずれてしまう事があります。このずれてしまう=滑る=スリップと言います。

指値注文はずっと見ている訳にもいかないので、ほったらかしにしていていつの間にかよく分からんレートで注文が入ってしまう事がありますので、注意が必要です。

また、スリップの許容度を設定しておくことが可能な取引会社もあります。

スリップは利益に働くケースもあれば損に働くケースもあります。
『想定外の金額で取引が成立してしまうなら取引しない!!』
そんな感じの考え方で設定するものです。

 4.儲かった時

日ごろお世話になってる方を居酒屋にでもご招待しましょうw
まあお小遣いが増えるので、使うか貯めるかは別にして持ち金は増えます。

そこでおいでおいでして待っているのが税務署(税金)です。

(1)確定申告をしよう

FXに限らない確定申告に関しての解説はこちらにまとめましたのでご参照下さい。 

 確定申告の仕方は上の通りとして、FXは『申告分離課税』という方式をとります。

(2)申告分離課税って?

申告が必要です+ほかの所得と分離して税金を計算します、これを申告分離課税と言います。

税率は商売の様な所得があがればあがるほど税率が高くなる累進課税と違って、いくら儲けても、逆にどんなけ儲けが少なくても一定の税率が課されるという方式です。

具体的な税率は所得税15.315%、儲けに対しかかる住民税が5%

約20%税金が発生すると覚えておきましょう。

株式では源泉徴収が都度なされますが、FXは証拠金を積む関係上そういった事はありません。その為、儲けがその場で目減りする事がない反面、一年分があとでまとめてどかっとくるので注意が必要です。

常に儲けの8割が手取りになると計算しつつトレードに挑むのも一案です。
※また、所得が増えれば国民健康保険加入者の場合、健康保険料も増額になる事も注意点の一つです。 

5.まとめ

証拠金取引はリスクも高い代わりにリターンも大きくなるのが特徴です。でも正しい知識を持って臨めばそんなに怖いものではありません、リスクを常に把握しながらトレードにいそしむ事が肝心です。