今さら聞けない・・・仮想通貨を始めてみよう

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ビットコイン

ある居酒屋での出来事。
先輩『給与上がらんな~』
僕 『上がる要素全くありませんからね』
先輩『俺は老後に儲け度外視の飲食がやりたいんや』
僕 『元手は?』
先輩『ない。何か一攫千金狙わんと無理やな』
二人『はぁ。。。』

株価はどん底から多少浮上したとは言え、まだまだ一般庶民の財布に反映されるには程遠い(というかこない?)昨今、そんな珍しい会話やないと思ってますw

秀でた一芸があるならそれに特化し、発信するのは良い方法ですが、まあそんな才能ない、というよりあっても経営に繋げるのは至難の業。
そもそも出来る人はもうやってるはずですw

という訳で非凡な才能にまったく恵まれなかったおっさん二人が仮想通貨について勉強したのでまとめていきます。

※初めに金融商品は『資産運用』ってよく言いますけど換言すればギャンブルです。ギャンブルって予想が当たれば勝つし外したら負けます。
カジノのルーレットで赤or黒にばっかり賭ける事を想像してください。当たる確率は50%ですが、実際にはカジノに入るのには参加費が必要だったりします。

(要らない場合もありますが)この参加費が手数料と考えれば、わかりやすいかと思います。シンプルなので、非常に入口は簡単ですが、大きく儲けれるなら当然大きく損をする可能性もあります。(後述の『5.をご参照』)くれぐれも余剰資産の範囲内で行って下さい。

ビットコイン

 1.そもそも仮想通貨って何??

最近はネットでもニュースでも騒がれる(良い事も悪い事も)ので、大分馴染んだとはいえ、まだまだよく分からない。

ビットコインと仮想通貨の違いは?

・どんなものなの?

仮想通貨はインターネット上で取引に使われる文字通り実態のない通貨です、つまりデータですね。
電子マネーが似て非なるものという解説がありますけど、お金の実態がないけどお金を持っているのと同等に使える点で一緒。

取引相手や決済方法が限定されるのが電子マネー、限定されないのが仮想通貨、こんな感じの解釈で問題ないと思います。

国境のない、目に見えない通貨。これが一番近い表現でしょうか。
ビットコインはその仮想通貨中の代表格で実際ビットコイン以外にも仮想通貨は1000種類くらいあるらしく、それらを総称して仮想通貨、ビットコイン以外の仮想通貨を『アルトコイン』つまり、(ビットコイン)以外の通貨なんていうそうです。

 

2.どうやって売ったり買ったりするの?

仮想通貨取引所へ口座を開設して取引所を介して売買します。
言葉にするとややこしいかもしれないですが、難しい話ではないですw
これは株の売買を想像してもらうと分かりやすいと思います。

株式は大別して2通り。

 ・上場株式

 ・未公開株式

東証一部上場なんて言いますよね?これが正に『上場』です。
上場とは証券取引所に公開されていて、一般の方でも株式の購入が出来ます。

他方、未公開株式は証券取引所に公開されていない、つまり一般人へ市場開放されていないので、売買したい人は直接取引をするしかありません。

間に証券取引所を介する事で売り手と買い手をマッチングしてくれるようになり、大勢の人がいっぺんに取引に参入します。

売り手も買い手も多くなれば、需給関係の折り合いがつくところで時価が決定し、同時に変動するようになります。

長くなりましたが、仮想通貨の場合はこの証券取引所仮想通貨取引所に変わるだけで、基本的なシステムは同じです。

違うのは株式は『持ち主』が都度存在するので証券会社をさらに通す必要があるのに対し、仮想通貨には証券会社に当たるポジションがありません。

株式は現在すべて電子化されたものの、実際には株券が存在し、そこに記名(持ち主の名前を書く)、支配権や配当権利なんかも発生するけど、お金にはいちいち自分の名前なんて書きませんよね?そんな感じです。

 

3.仮想通貨って何に使うの?

最もメジャーで有用ってされてるのが海外取引・送金です。

もし、明日アメリカに100万円送金しなければいけない時。。どうしましょう???
僕は正直わかりませんw

実際には日本円⇒ドルへ両替、送金するそんな手間と時間がかかります。

方法により割愛できる手順もあると思いますが、両替にも送金にも手数料が余計にかかり、また日数も要します。

これが仮想通貨ならまず両替が発生しません。
そして、送金の手数料も安いんです、送るものがデータなのでw

勿論、電子マネーみたいに普通に買い物なんかに使う事も出来ます。

ビットコイン

4.実体通貨と仮想通貨の違いは?

こまでで疑問に思う点が一つ。
『仮想通貨は何で価値があるの?』
むしろ逆説的なお話として、円も含め実体通貨は何で価値があるんでしょうか?

昔、通貨は金本位制といって、通貨は不変価値の象徴たる金に交換出来ました、皆通貨の価値を疑ってたんですね。

もっと言えば、日本でも小判って使われてましたよね?
誰にでもわかる価値のあるもの=金をそのまま貨幣として流用していたんです。『金と交換できるならいいかな』って皆使ってたんですが昨今そんな事は当然できませんwもし出来たら金が一瞬で消えてなくなってしまうでしょうねw

現在、金本位制に対し、管理通貨制度といい、発行母体が発行を一元管理して、使用する人が皆貨幣の価値を信じて通貨を流通・使用していく制度です。

今や一万円札を紙切れと呼ぶ人はいませんよね?
これは皆が一様に一万円は一万円の価値があると信じて使うから成り立つ制度です。

だから一万円は一万円で使えるけど、発行量が増大すれば出回っているお金の価値は相対的に下がります。(インフレ)また、海外通貨との比較によるこれも相対価値の影響で、円高になったり円安になったりします。

仮想通貨は、流動性は管理通貨制度と同様に一般に流通して皆がその価値を信じて取引に利用すれば貨幣として通用する、それが今の仮想通貨の現状です。

※実際問題、ビットコインの発行母体はないそうです。

5.どうやったら儲かるの?

ここが一番重要でしょうw
でもシンプルなお話です。
上述の通り、仮想通貨には売り買いする市場が存在します。

市場では需給関係で時価が形成されます。

取引の方法には色々ありますが、ここでは僕が実際に行っている『現物取引』と『証拠金取引』の2種類を紹介します。

現物取引

これはとってもシンプルです。
 1通貨=10万円の時に買います。当然10万円を支払います。
 1通貨=15万円になったら売ります。15万円が手に入ります。
 15万円ー10万円=5万円これが儲けです。
とってもシンプルw

現物取引は実際に買う金額と同額のお金を用意しないといけないので、自分の持ち金以上の取引は出来ませんがその代わり、自分の投資した金額以上は絶対に損はしない、それが大きな特徴です。

ちなみに売るまでは仮想通貨を『持ってる』訳ですから当然使う事も出来ます。
この場合、使った時点で売ったのと同様に損得を計算します。

証拠金取引

こちらは 少しややこしいですが、実際に通貨を買うのではなく、ポジションを取るなんて言い方をしたりします。

1通貨=10万円の時に『買うで~』と宣言する。この時宣言しただけなので、損得は発生しません。

また、実際に通貨を買う訳でないので、10万円は払わない代わりに、通貨は手に入りません。

1通貨=15万円の時に『辞めるで』と宣言する。
この時儲けが確定します。最初に10万円払っていないので15万円も当然貰えないですが15万円ー10万円=+5万円⇐この儲けが貰えます。

この『買うで~』という初めの宣言、『売るで~』といって始める事も可能です。つまり宣言して終了するまで損益は発生せず、終了を宣言した時に初めて損益が確定してその差額を清算することになります。

 

証拠金取引の場合、現物取引と違って元手の何倍もの取引が可能です。(レバレッジといいます。)

レバレッジを5倍として10万円で始めたとします。
すると10万円しかないのに50万円分(5通貨)の取引が出来てしまうんです。
 1通貨=10万円の時に『買うで~』と宣言。
 ・10万円⇒11万円に変動
  ⇒(11万円ー10万円)×5通貨=+5万円
 ・10万円⇒ 9万円に変動
 ( 9万円ー10万円)×5通貨=△5万円

10万円しか元手がないのに、5万円も儲かったり、損したり出来てしまいます。

ちょっと怖いですが、これが現物取引より多く儲ける事が出来る証拠金取引ならではの『差金等決済』方式です。

でも中には

『俺は儲けるまで宣言をやめへんで!!』

そんな猛者もいるかもしれません。
でもそうさせてくれないもう一つのルールがあります。
『強制ロスカット』または、普通にロスカットといいます。

上の例で、もし9万円が8万円になってしまったら、
(8万円ー10万円)✖5通貨=△10万円
元手が10万円しかないのに△10万円に!?

『まだだ、まだ終わらんよ!!』
ダメですw
『もうあんたお金ないんやし、有り金全部没収、終了!!』
といわれ、元手の10万円はなくなり、取引は強制終了します。

『終了まで損益は確定しない』と書きましたが、損の場合
のみ強制的に確定してしまうのが、この強制ロスカットです。

実際には証拠金維持率というのが通貨ごとに決まっていて
『もうこいつ借金までいきそう』
そう思われた時点で借金する前に終了させられるんです。

証拠金取引は購入代金の代わりに証拠金を常に預けておき損が発生した場合、その証拠金でいつでも賄えるようにしておく、そんなイメージです。

僕は特にヘタレなので、ロスカットがされない範囲でしか取引はしたことがありませんw

まあ散々脅すような事を書きましたが、リスクを適正に理解した上でなら証拠金取引は非常に有用な取引です。

元手なくして大きな利益を得る事が出来るまさに一攫千金です。

リスク管理の要旨としては、差金等決済なのでついつい目に見える損益額に囚われがちです(まあそこがお小遣いに直結するので無理からぬ話ですw)が、その差額だけでなく、自分自身が正味いくらの取引をしているのかを常に把握しておく事で、どの程度損をしうるものなのかを適切に管理できるようになります。

6.儲かったらどうしたらいいの?

豪遊しましょうw
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冗談です、でも生活が豊かになるのは確かです。
生活が豊かになるとついて回るのが税金です。
自分自身を含めて、今まで一人も税金を払いたいという人に出会った事はありません。

ですが、日本(というか、税制の違いはあれど万国共通)に住む限り税金から逃れる術は脱税しかありませんw

でも、脱税は怖いです、特に仮想通貨は無自覚な方も含め、申告しない方が非常に多いのか税務署も非常に力を入れているという話もちらほら。
なので儲けたらちゃんと確定申告をしなければいけません。

『ちょっとくらいええがな。。』

はい、ちょっとくらいなら税務署も見逃してくれますw
これは仮想通貨に限った話ではないですが、具体的な金額としては年間所得20万円までなら『申告しなくてもいいですよ』と決まっています。

解説すると長くなるので、所得=儲け位のイメージで支障はありません。

難しい言い方をすると『給与所得または退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円未満である場合、その者は確定申告をすることを要しない』と明記されています。

これは、所得20万円未満の人が全員確定申告でわんさか税務署に税務署に押し寄せても

『全員面倒見れへんわ!!』

っていう税務署の都合と、ちょっと儲けただけで税金。。

そんな事言われるならやらない。。

っていう納税者の負担軽減という二つの意味があります。

逆に言えばこれ以上儲けたら

ちゃんと申告して税金を納めろよ!!

という事ですね。

①確定申告をしよう

確定申告については、仮想通貨に限らず所得があれば必要になるので、後ほど詳しく解説するとして。

じゃあ、どの位税金がかかるの?

所得はその内容によって、10種類に分かれるのですが、これを掘り下げるとキリがないので、今回は、給与所得者、つまりサラリーマンが仮想通貨で儲けた場合に絞って解説していきます。

【必要なものを揃える】
 ・会社からもらった源泉徴収票
 ・仮想通貨で儲けた年間の集計表

最低限でいえば、去年なんぼ儲かったか?の数字が分れば申告は可能ですが、今後継続して行く上では収益管理表の作成は必要かと思います。

確定申告直前になってあたふたしなくて済みますしw 
所得税:5%~45%
住民税:約10%(自治体によります。)
国民健康保険料:10~15%程度(これも自治体次第。)

この他、復興特別所得税所得税の2.1%)なんかが課されます。
うち、申告は所得税のみです。

ざっくりとした計算は源泉徴収票に加算するイメージです。
普段他の儲けがなければサラリーマンて確定申告をしませんよね?
これは自分の確定申告を会社が代わりにしてくれてるからです。
年末調整といい、大体の人がちょっと返ってくる(還付)印象があるのではないでしょうか。

これは、生命保険料控除などを加味した結果ですが、源泉徴収票の源泉所得税欄に書かれた金額が給与だけしか収入がない前提での正しい税金の金額です。
 ・支払金額=収入

税金の計算方法としては、
【(給与所得控除後の金額)-(所得控除の合計額)】✖税率=税額(源泉徴収税額)税率は下表のとおり。(国税庁HPより抜粋)

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

所得が高い人ほど税率が高くなっていくのがわかると思います。
この課税される所得金額が
(給与所得控除後の金額)ー(所得控除の合計額)
の事で課税所得金額といいます。

例えば、年収400万円の人は、給与所得控除後の金額が266万円になるので、所得控除の金額が例えば80万円だとした場合、課税所得金額は
266万円ー80万円=186万円
この場合、源泉所得税、つまり税金は
186万円✖5%✖102.1%=94,900円

といった感じの計算になります。

(百円未満切捨)この5%が自分に現在、課されている税率です。

 仮想通貨の儲けがある場合、この186万円に儲けをそのまんま足した金額で税金を算出しなおした金額になります。

例えば、100万円儲けていた場合
((186万円+100万円)✖10%ー97,500円)✖102.1%=192,400円

ここから源泉所得税94,900円を差し引いて約10万円を上乗せして払う事になる、これが確定申告です。

住民税は仮想通貨の儲けに対し、定率で10%が加算されますが、これは確定申告の内容を受けて、6月くらいから順次納税する事になります。

国民健康保険料も同じような考え方ですが、会社勤めならそもそも会社で加入している場合も多く、もしその場合は仮想通貨の儲けで保険料が上がる事はありません。

 まとめ

つらつらと書き連ねてきました、儲けを懐に入れるのは結構ハードルがあるのも感じられたかもしれませんが、リスクを取らなきゃリターンを得られないのも昨今の日本社会です、じゃあ儲けて税務署に皆で税金を叩きつけてやりましょうw

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