三重県でSNSをきっかけとした投資詐欺の被害が相次ぎ、2人の男性が計約7230万円をだまし取られました。
警察によりますと、三重県桑名市の70代の男性は、今年1月ごろ、インターネット上で著名な投資家が運営する投資勉強会の広告を見つけ、勉強会のLINEグループに登録しました。
その後、投資家を名乗る人物から、金や原油への投資を勧められ、今年2月から3月にかけ、指定された口座に23回にわたり、計約4230万円を振り込みました。
また、亀山市の50代の男性は、インスタグラムで知り合った「久美子」と名乗る人物に暗号資産への投資を勧められ、去年2月から3月にかけ、8回にわたって、計約3000万円を指定された口座に振り込みました。
2人は、それぞれダウンロードするよう指示された投資アプリから、現金化できないことを不審に思ったことから、詐欺だとわかったということです。
警察は、SNSを通じて知り合った人物から勧められる儲け話は、安易に信じないよう呼びかけています。